馬場水産のこだわり商品、さばスモークの製造過程についてご紹介します。
まずは選別作業です。屋久島鯖節の製造過程の中で、煮沸、薫乾を終わりカビ付け工程に入る前に、スモークされたものが油の多少で選別されます。
油脂の少ないものを本枯れ節として使用しますが、油脂分の多いものはなまり節として古来、直接食用として産地で 消費されていました。
そのなまり節を人の手でスライスし、包装して全国で食べられるようにしたものが鯖スモークです。
そのままおつまみとしてもいただけるほか、サラダのトッピングとしても大変ご好評です。屋久島近海のゴマサバを原料に、豊かな水と、常緑広葉樹の精をふんだんに織り込んだ屋久島の味を是非ご賞味ください。
私たちは創業明治25年から現在に至るまで時代と共に営んできました。さば節を製造する過程で一般的には捨てられてしまう魚の骨や内蔵または煮汁など、私たちは一切余すことなく利用しています。
それは自然の恵みに対する感謝の気持ちと環境保護の一環として伝統的に受け継がれてきた理念であり、世界自然遺産の「屋久島」に営む地場産業の責務だとも考えております。